銅製 青藍色 ぐい呑み
槌目の一つ一つの陰影が青藍色を引き立たせる
角のない柔らかなフォルムは手の馴染みが良く、口当たりも柔らかです。また丸みのあるフォルムは、手作りで成形していく鍛金(鎚起)技法による槌目が一つ一つはっきり出るため、触れる感触も青藍色の色合いも強調される一品です。
銅は錫よりもさらに熱伝導率が高く、冷や酒を召し上がる際には、冷たい口当たりがより一層際立ちます。また銅は使用経年により錆色を変え、渋みと趣きのある色へと変化していきますので、月日と共に変わっていく酒器の表情もお楽しみください。(完成時の表面には焼付ラッカーコーティングを施してあります。有償で錆色修繕も承ります。)
清雅堂独自の伝統色「青藍色」
「紫銅色」改め「青藍色」と命名にした銅の色は、初代西片巳則によって伝統発色技法の中で一つの色合いと見出されました。銅の錆を誘発させて発色させる技法は、世界でも類を見ない銅の色彩を表現する鎚起銅器の伝統技法です。清雅堂では独自の工程で深みのある青色を発色させる開発を行い、「青藍色」が完成しました。
同じ工程で、錆の落とし仕上げ、発色させた「金茶色(生地色)」のご用意もあります。
- 商品名「銅製 青藍色(紫銅色) ぐい呑み」
- 素材 銅・錫・樹脂コーティング
- サイズ 口径55mm×H42mm 約80g
- 容量 約80cc