鍛金(たんきん)とは?




叶エ雅堂

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鍛金とは?をお話しする前に、工芸のことを少し説明します。
「鍛金」という言葉に馴染みなないけど、
「工芸」ならば知っているという方はたくさんいると思います。

その工芸の中で
もっとも知られ、活動人口も多いのが陶芸、やきものです。
しかし工芸には陶芸のほかにも
漆、染織、竹工芸、木工芸、ガラス、金属工芸(金工)と
さまざまなジャンルがあります。

工芸とは、
特定の材料から独自の道具と技法によって、
手作業で生活用具や美術品を制作することをいいます。

そして、
それぞれ土や繊維、竹、木、ガラス、金属など
独自の材料(素材)と向き合って、
より自由に、より高度な制作を実現するために、
研究され、伝えられ、受け継がれてきたものが
伝統技法と呼ばれるようになってきたのです。



さて、わたくしたちの鍛金はこの中の金工に属します。
また金工は、さらに鋳金(ちゅうきん)と彫金(ちょうきん)を含めた
3つの分野に大きく分けられています。

鍛金とは、金鎚(かなづち、ハンマー)を使い、
金属を叩いて加工する技法をいいます。
一方、鋳金は型の中に高温で溶けた金属を流し込んで
かたちを作る技法をいい、
彫金は金属の表面に模様や図柄の装飾を施す技法、
あるいはアクセサリー、ジュエリー自体を指すこともあります。

ちなみに一昔前では、
鍛金と鋳金は装飾をする彫金の下仕事として、
身分の低い仕事と位置づけられていたそうです。

また鍛金で作られた有名なものとして
ニューヨークの自由の女神が、
鋳金で作られた有名なものに
奈良の大仏(東大寺・廬舎那仏像)が挙げられます。

なんとなくイメージできたでしょうか。



金鎚で金属を叩くと言っても、
叩く材料も、作るものもさまざまです。

鉄の棒材を叩き、捻ったり、曲げたり、つなげたりして
フェンスや門扉を作る「鍛造」や
打ち延べて、刃をつけ、研ぎあげて
包丁や刀を作る「鍛冶(かじ)」も鍛金の一種です。

そしてわたくしたちは、
主に板状の銅を叩いて器を作る、
やはり鍛金の中の一つである
「鎚起(ついき)」という技法で制作しております。





鎚起とは?
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